作成:2020-08-02

一致したテキストからグループを取得
Get Group from Matched Text

説明

アクション「一致するテキスト」で、グルーピングした部分に一致したテキストを取得します。

正規表現の$nに相当するアクションです。

出力

テキスト型変数
テキストの一致型変数のプロパティ「名前」の値がリスト形式なら、出力はリスト形式のテキスト型変数になります。

プロパティ

一致

テキストの一致型変数(アクション「一致するテキスト」の出力)を、変数で指定します。
以下が使用可能です。

  • マジック変数を選択
  • クリップボード
  • 現在の日付
取得

取得対象を指定します。
以下が使用可能です。

  • グループのインデックス
    ○番目のグルーピングに一致したテキストを取得します。
    いわゆる、$nです。
  • すべてのグループ
    一致したテキストを、グルーピングごとに出力します。
    出力値はリスト形式です。
    なおテキストの一致型変数のプロパティ「名前」の値がリスト形式であっても、リスト形式は2次元配列にはならず、そのまま順に値が格納されます。
  • 毎回尋ねる
グループのインデックス

○番目にグルーピングした部分の、○にあてはまる数字を直接入力・変数で指定します。
$nの、nの部分です。
0を指定した場合は$0と同じく、指定した正規表現全体をまとめて1つのグルーピングにしたときと同じ出力になります。
プロパティ「取得」をグループのインデックスに設定すると、このプロパティが表示されます。
また以下も使用可能です。

  • マジック変数を選択
  • 毎回尋ねる
  • クリップボード

参考

当アクションは正規表現のパターンに一致した部分のうち、グルーピングされた部分をすべて取得します。
例えば、値が形式Az01で、正規表現が([A-Z])([a-z]).([0-9])の場合、「グループのインデックス1」(いわゆる$1)の値はA、「グループのインデックス2」(いわゆる$2)の値はz、「グループのインデックス3」(いわゆる$3)の値は1、「グループのインデックス0」の値はAz1です。
なお「すべてのグループ」を指定した場合、A, z, 1をリスト形式で格納します。

正規表現のパターンに一致した部分をすべて取得するには、アクション「一致するテキスト」を使ってください。