東海道53次距離表 旅行用心集版

旧東海道の距離については、国や各自治体の資料では「宿村大概帳」の数値が採用されていますが、民間の一部では「旅行用心集」（1810（文化7）年刊行）の数値を採用しているものもあるようです。
特にセイコーの万歩計や、NTTドコモの「らくらくホン」シリーズでは「旅行用心集」の数値を採用しているため、こちらの数値を旧東海道の距離として利用している人も少なくないようなので、調べてみました。
なお「宿村大概帳」での距離や宿場の現在の住所は、東海道53次距離表をご覧ください。
現代の道路での距離については、東海道53次ルートマップの地図の上に記載しています。

【東海道53次】

【東海道57次】

宿場間の距離は「現代訳 旅行用心集」より。
なお誤記・誤植や表記の揺れは、適宜修正しました。
漢数字・端数は、算術数字に改めました。
距離の換算については、「度量衡法」（明治24年3月23日公布法律第3号　現在は廃止）に従って換算しました。

参考文献・出典：

• 「現代訳 旅行用心集」　八隅蘆菴著　桜井正信監訳　八坂書房　2001年6月25日発行
• 「度量衡要覧」　岐阜県著・編（国立国会図書館 近代デジタルライブラリー所蔵）

主な改定：

• 2007/08/23　作成
• 2011/12/18　池鯉鮒宿が抜け落ちていたので追加・修正
• 2018/07/30　提供条件にMIT Licenseを追加

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