更新:2020-08-13
作成:2004-01-10
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観察日記 2003年12月

情報源を明示していない記事は、全て私の推測・主観によるものです。

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桜野みねねさんのこと
2003/12/25
いろいろあった桜野みねねさんですが、実は先月からホームページを再開してます。
公表すると荒れそうなので、ひっそりと見守っていたんですが、月天スレで、エネニム オナルカス ◆m2nIThBwKQ氏がサイトの在り処を示唆してたり、日記でマッグにリンクを張るよう依頼したという記載があったので、桜野みねねさんの新サイトのURLを紹介。
 ももふぁいぶ
  http://olive.zero.ad.jp/momofive/
荒れるから、BBSはなくしてほしいなぁ。

ポケサテ!の定期巡回で、最後通牒の掲示板を見ていたら、月天再逢の問題について訴えている人を発見。
 http://caveyojide.hp.infoseek.co.jp/sakurano.html
>しかし、今の守護月天を桜野先生が描かれていないという証拠は、ちゃんとあります。
>「筆跡」です。
その筆跡鑑定って、私が以前アップした画像なんだよなぁ……


以下は、私的見解。気に入らない人は読まなくて結構。

“まもって守護月天!再逢”が、“まもって守護月天!”よりも物語性・絵柄が劣化しているのは事実。
しかし、同人のショートストーリーよりはまし。
最終的に自分の作品をどうするかは、クリエイターである桜野さんが判断すべきこと。
連載途中で打ち切りにならなかっただけ、ありがたいと思う。
再逢が嫌いなら、読まなければいい。
自分の好きな作品が、惨めな姿になるのは忍びないという気持ちは判る。
しかし抗議活動をすることで、月天がさらに惨めな姿になってゆくのは、いかがなものか。


かいけつゾロリアニメ化について
2003/12/08
(福)氏の日記によると、先日アニメ「かいけつゾロリ」の記者会見があったそうです。
監督は、エンジェリックレイヤー・あずまんが大王・ガドガードの錦織博、音楽は青春ラジメニアでもおなじみ田中公平大先生(笑)、ゾロリ役は、やまちゃんこと山寺宏一。
おぉ、なんて豪華な。

 そういえば、ゾロリのアニメに関して、ZDNetにこんな記事がありました。 ポプラ社(原作)・バンダイ(玩具・アパレル)・ハピネットピクチャーズ(ビデオ・DVD)・アンバーフィルムワークス(アニメ制作)・ウィズコーポレーション・レタスアンドピアスの6社が、特別目的会社 株式会社ゾロリエンタテイメント(以下、ZE)に出資して、ZEに一切のリスクを負わせるとのこと。
全体で、数十億円/年の売り上げを予想しているようです。
ZEの運営は、ジャパンデジタルコンテンツが行うとのこと。
広告代理店は東急エージェンシー、制作局は名古屋テレビ、主題歌はソニーミュージックエンタテインメント

SMEなのでCCCD決定ですか……

10/5にマッグガーデンから出たニュースリリースによると、キャラクタービジネスについては“ポプラ社の既存のキャラクターは除く”との但し書きがありました。
アニメには一切タッチしない模様。
そりゃそうだ。マッグにとっては、リスク大きすぎだもの。


ブンブンとマッグガーデンの将来
2003/12/06
感想の総評です。
ポプラ社が長年積み重ねてきた良質な資産が魅力の良質の雑誌です。
あとは発行部数と採算、そしてポプラ社のやる気・資本がどこまで続くかが問題ですね。
低年齢向けの商品は定着するまで、かなりの時間がかかるので、部数の急激な伸びは期待できません。
こういうものは、良質の作品を長期間じっくり積み重ねていって、はじめて利益が生まれるものです。
つまり、5年や10年単位で今後を考えてゆく事業なのです。
そのかわり、軌道に乗ってしまえば長期間にわたって安定収入が得られるということでもあります。
また他の問題点としては、漫画雑誌の一番重要な収入源である、連載作品の単行本販売が難しいため、採算が辛そう。
また現在、雑誌掲載の広告収入も不安。
採算に関しては、マッグガーデンがアニメ化やキャラクターグッズの版権収入を握ることで解決しようとしています。
“かいけつゾロリ”のアニメ化は、“プレコミックブンブン”の販促と読者の定着、そして版権収入を増大させようという作戦なんでしょう。
しかし、キャラクタービジネスはギャンブル性が強いですから、吉と出るか、凶と出るか。
ま、そういった訳でポプラ社が資本的に、どこまで辛抱できるかが、今後のマッグガーデンにとって重要なわけです。
ポプラ社は老舗の絵本出版社ですから、自社の持っている資産と、負わなければいけないリスクは、当然理解していると思います。
また、ブンブンにとっては、現在は“かいけつゾロリ”に頼るところが大きいので、次の看板作品を育てるのも課題です。
そんなこともあって、マッグとポプラは合弁会社を設立して、そこにリスクを負わせるようです。
マッグのプレスリリースによると、合弁会社は、株式会社ビープラス(2003年12月設立予定)で資本金1,000万円のうち40%をマッグが、残り60%をポプラが出資。 
社長は、ポプラ社の坂井宏先。
事業内容は、ブンブンの編集、単行本・関連書籍の出版、キャラクターライセンス事業の展開(ポプラ社の既存キャラクターは除く)。
創刊号の編集はマッグガーデンですが、2号以降はビープラスに移管するようです。

創刊号は35万部刷ったそうです。次号以降は25万部で行く予定。
ちなみに少年ガンガンが30万部、児童誌で一番売れている“てれびくん”は36.3万部、“テレビマガジン”は34.0万部です。
(発行部数は日本雑誌協会 掲載各誌・発行部数リスト(数字は2002年度のもの)より ※発行部数は申告制なので、実際よりもかなり水増しあり


プレコミックブンブン創刊
2003/12/06
本日、ポプラ社から小学校低学年向けコミック雑誌「月刊プレコミックブンブン」が発売されました。
マッグガーデンが編集を担当しているので、マッグガーデンの将来を占うつもりで、創刊号を購入しました。
奥付を見たところ、編集長はマッグガーデン社長の保坂嘉弘さんでした。
連載陣には、マッグガーデン側で確保した漫画家が大半を占めてますね。
全体的には、幼児向けゲームブック+マンガという構成でした。
ポプラ社の持つ良質な作品資産と、マッグガーデンの雑誌づくりのノウハウが存分に生かされています。
創刊号から豪勢なことに、漫画20作品を掲載してます。
コミックブレイド以上の勢いがありますね。
では、各作品の感想。

表紙
 ポプラ社の代表作“かいけつゾロリ”がメインで、元気いっぱい。
 子供を引きつける力は充分。

企画「かいけつゾロリの大スクープ」
 内容は、アニメ化情報と、作品紹介、パズルブック。
 子供は楽しんで遊んでくれると思います。

漫画「かいけつゾロリ」原作・監修:原ゆたか 作画:きむらひろき
 電撃コミック ガオ!で連載していた“デュアンサーク~詩人の称号~”の作画は、かなりひどかったですが、ゾロリの場合は綺麗な線で、原作の雰囲気を損なってはいません。
 ギャグセンスもなかなかで、ゾロリワールドにグイグイ引き込まれてしまいました。
 ヒカリアンのブラッチャーズ、またはタイムボカンシリーズの3悪に通ずるところがあり、私は“かいけつゾロリ”が好きになってしまいました。

漫画「かいけつゾロリ4コマ大作戦」原作・監修:原ゆたか 作画:きむらひろき・牧野博幸・新山たかし
 きむらさんに関しては同上。
 牧野さんは、ゾロリの性格を充分把握していないようですが、まあ面白い。
 新山さんは、絵があまり似てないのが難点。作品の感じは微妙。

漫画「キュウマ!」前田春信
 80年代後半っぽい雰囲気です。
 面白いかどうかは、今後の展開を見ていかないと判断できません。
 Googleで名前を検索してみたところ、何の手がかりが見つかりませんでした。
 新人?

漫画「名探偵ズッコケ三人組」原作・監修:那須正幹 原作イラスト:前川かずお・高橋信也 シナリオ:矢澤和重 作画:新山たかし
 原作風味の漫画に仕上がっています。
 あまり面白くはありませんが、完全に脚本家の作風に仕上がっていたNHKのドラマ版「ズッコケ三人組」と比べたらまし。
 ちなみに原作の書籍に関しては、現役小学生だった頃にこのシリーズを読んだのですが、子供のイメージが古すぎると感じました。
 新山氏は、少年ギャグ王で“半熟忍法帳”を連載していた方です。

漫画「ともだちロボット ギタロー」ストーリー:タケカワユキヒデ 作画:牧野博幸 プロデュース:宮永正隆
 個人的には、タケカワプロデュースと聞いただけで、NHK“天才テレビくん”の嫌な思い出が蘇ってくるのですが…
 絵柄・ストーリーは、コミックボンボンのまともな作品といった雰囲気。
 牧野氏も“少年ギャグ王”出身です。

漫画「とつげき!ぷるぷる学園」くぼたまこと
 少年ガンガンで“GO!GO!プリン帝国”を連載していた、くぼたまことさんです。
 あの頃と、全く作風が同じです。

漫画「からどろ」大西俊輔
 “日韓合同マッグガーデンコミック大賞 ギャグ部門ホープ賞”受賞作です。
 美奈子が洋平に気づくというきっかけの部分の描写が足りなくて、少々引っかかりましたが、まあいいんじゃないでしょうか。
 タイトルを見たときは、お化け話かと思ってましたが、“体泥棒”の略なんですね。

漫画「すぷーす」くんくみこ
 幼児雑誌に載っていそうな作品。
 幼児にとっては、シンプルでわかりやすいです。
 薫くみこさんは、児童文学作家だそうです。

漫画「まじょ子の大冒険」原作・監修:藤真知子 原作イラスト:ゆーちみえこ 作画:みずなともみ
 非常に萌えました。
 原作と全然絵柄が違うじゃないですか!
 女の子向けでしたが、あまり少女漫画っぽくありません。
 みずなさんは、小説版アークザラッドの挿し絵を担当していた方のようです。

漫画「島っ子だっちゃ!」ないとうくるみ
 ホッチキス綴じで駅売店で売っている、ファミリー向け月刊漫画雑誌にありがちの作品です。
 例えるなら田島みるくを、薄くした感じ。
 ということで、作品はそれなりです。
 ポプラ社から何冊か本を出されてますから、この方はポプラ社側で確保したと思われます。

漫画「タロットマスター」岩村俊哉
 絵柄・作風を見ると、遊戯王のような感じがしないでもないです。
 初期の少年ガンガンで“電撃ドクターモアイくん”を連載していた方です。

漫画「クータマ」中川いさみ
 ゆるゆる不条理漫画です。
 「クマのプー太郎」の作者のようです。
 こちらも、ポプラ社側です。

漫画「スパナ」凪沢亮介
 普通です。特に不満は感じませんでした。
 いいんじゃないでしょうか。

漫画「ペケペケ ペケル」いがらしみきお
 少年ガンガンで“忍ペンまん丸”を連載していた方です。
 色の塗り方が特徴的なので、すぐに誰が描いているか分かります。
 ストーリーは“忍ペンまん丸”、キャラクターは“ぼのぼの”という感じです。
 ペケルが雑味を吸収してくるので、“ぼのぼの”の不条理純度が上がりそうな予感。

漫画「フェアリーアイドル かのん」袴田めら
 この程度の作品は、低年齢向けの少女向け漫画雑誌によくあります。
 ステンシルに連載を持っていた方です。

漫画「ファントム!」大斗改
 絵柄・表現力が未熟です。
 新人?

漫画「学校の怪談」原作・監修:日本民話の会学校の怪談編集委員会 作画:小川京美
 絵柄はかわいいです。
 ただの恐怖話で終わらせて恐怖心を煽らないように、オチを用意しているという点が好印象。
 小川さんは、エニックス人脈でも、ポプラ人脈でもないようです。
 アミューズメントメディア総合学院で講師をしているようなので、マッグガーデンが言っている
>平成16年には、東京と大阪に教室がある専門学校に、マンガの講師を派遣。
は、アミューズメントメディア総合学院の可能性があります。

漫画「久字古妖怪伝ふわゆら」丸べこ
 「東京アウトバースト」で“日韓合同マッグガーデンコミック大賞STORY部門入選”で受賞した方です。
 小学3・4年生向けかな。絵柄にメリハリがあるので、将来伸びる作者だと思います。

漫画「ネムクマ」ボッカ
 80年代のレトロ風キャラクターです。
 これは漫画と言うよりも、アート作品です。
 ただ、レトロ風アート作品が好きな人は少ないので、難しいかな。

漫画「ウキウキウラワザる王国」みちのく
 投稿でいろんな裏技を募集して、それを漫画の中で紹介するというものです。
 おまじない的な裏技が中心です。
 学研の科学と学習、小学館の学年誌で活躍している方です。

漫画「おかん」凪原猫子
 “日韓合同マッグガーデンコミック大賞 ギャグ部門佳作”受賞作です。作者名が受賞時と違いますが、名前を変えたのかな?
 インパクトはいいんですが、表情をもっとつけてほしい。

企画「大人にはないしょだよ」作画:小野寺ぴりり紳 イラスト:伊東ぢゅんこ・いけだほなみ・はるまき 協力:まえだともひろ 企画・編集:株式会社アルバ
 ゲームブック的な内容です。
 ゾロリの方とは違って、こちらは小学生向け。

企画「こちらブンブン放送局おたよりランチタイム」おぎのひとし
 読者からのお便りを、漫画の中で紹介していくという形式のコーナーです。
 嫌みのない絵柄です。

付録「ブンブンとくせいゾロリうでどけい」
 小学生向け雑誌の付録ですから、防水加工がなく、安っぽいのは仕方がない。
 見た感じ¥70くらいで作れそうな代物なので、手荒に扱ったら、すぐに壊れてしまうでしょう。
 本体がABS樹脂作られた、オレンジと黒の縞模様のデジタル腕時計です。
 ゾロリとイシシ・ノシシが印刷されてます。

付録「かいけつゾロリスペシャルカード」 
 カードは綴じ込みで、シークレットにはなっていません。
 ゾロリとほほですな。

付録「ゾロリなりきりマスク」
付録「かいけつゾロリふくわらいゲーム」
 “たのしい幼稚園”や、小学館の学年別学習雑誌(小学○年生)についてくる、あれです。


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