「
西の善き魔女」の原作小説1~5巻&外伝1を、2ヶ月かけて読み終えました。
(電子文庫パブリの
中公eブックス C★NOVELS e版のページで試読できるそうなので、興味のある方はそちらへどうぞ。)
まだ、外伝2~3を読んでいませんが、とりあえずここまでの感想。
5巻はクライマックスのせいか、1~4巻よりも展開が速く、波乱に満ちてます。
『
宇宙船って、そんなのアリかよ!』(以下ネタバレにつき自粛)
※5/24追記
4巻の終わり方が中途半端なので、「西の善き魔女 外伝3巻」も読むことをお勧めします。
というか、外伝3巻が真の最終巻です。それにしても「西の善き魔女」は1冊ごとにストーリーが完結していて、続き物としては、読みごたえがないですね。
1巻ごとに伏線を張って、全て消化してしまっています。
次巻への引きがないので、また伏線を一から構築しなおさなければいけないので、非常にもったいない。
荻原規子さんは児童文学作家だから、そういった書き方なんでしょうけど。
その点、連載中のコミックス版はストーリを再構成し、うまく伏線を張ってます。
原作を読み終わった人にしかわからないような伏線も、多々ありますが。
しかし完結まで、軽く見積もっても3年はかかりそうです。
連載、持ちこたえられるかなぁ。