更新:2020-08-13
作成:2004-01-10
[BladeWatch]

観察日記 2004年5月

情報源を明示していない記事は、全て私の推測・主観によるものです。

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たなか のか?
2004/05/21 19:32
大手書籍取次会社トーハンが運営する、e-honという書籍販売サイトを見ていたら、「伊賀ずきん」の作者が「たなか のか」になっていました。
正しくは「たな かのか」です。
紛らわしい名前なのが悪い(?)のですが、まさか取次会社が間違うなんて……


マッグガーデン平成16年3月期決算短信
2004/05/17 01:16
平成16年3月期の決算短信が出ました。
とりあえず重要そうなところを拾っておきます。

〉コミックブレイドMASAMUNEは、平成16年6月に独立創刊。当初は隔月刊。
ブレイド増刊扱いではなくなり、MASAMUNE専用の雑誌コードがもらえるんでしょうね。
〉平成17年3月期内に、新たなコミック誌の創刊準備号1点を刊行。
例の女性誌でしょうか?
〉映像商品の製作・販売事業に乗り出す。平成17年3月期内に事業化の予定。
これはTYOに一任?
〉以前発表した4作品の他に、あと3作品のアニメ化を予定。
以前発表された資料とあわせると、2004年10月に「tactics」、2005年4月に〉「ARIA」・「エレメンタルジェレイド」、2005年秋期に1作品(予定)、2006年春期に2作品(予定)、2006年秋期に1作品(予定)。
プレコミックブンブンからも、アニメ化作品が出そうな予感。



「西の善き魔女」原作の感想
2004/05/14 00:45
西の善き魔女」の原作小説1~5巻&外伝1を、2ヶ月かけて読み終えました。
(電子文庫パブリの中公eブックス C★NOVELS e版のページで試読できるそうなので、興味のある方はそちらへどうぞ。)
まだ、外伝2~3を読んでいませんが、とりあえずここまでの感想。
5巻はクライマックスのせいか、1~4巻よりも展開が速く、波乱に満ちてます。
宇宙船って、そんなのアリかよ!』(以下ネタバレにつき自粛)
※5/24追記
4巻の終わり方が中途半端なので、「西の善き魔女 外伝3巻」も読むことをお勧めします。
というか、外伝3巻が真の最終巻です。


それにしても「西の善き魔女」は1冊ごとにストーリーが完結していて、続き物としては、読みごたえがないですね。
1巻ごとに伏線を張って、全て消化してしまっています。
次巻への引きがないので、また伏線を一から構築しなおさなければいけないので、非常にもったいない。
荻原規子さんは児童文学作家だから、そういった書き方なんでしょうけど。
その点、連載中のコミックス版はストーリを再構成し、うまく伏線を張ってます。
原作を読み終わった人にしかわからないような伏線も、多々ありますが。
しかし完結まで、軽く見積もっても3年はかかりそうです。
連載、持ちこたえられるかなぁ。


TYO、GENCOを傘下に
2004/05/13 00:18
TYOが、アニメ企画・プロデュース専門のGENCOを子会社にするそうです。
ということは、製作会社の選択範囲が広がったんですね。
アニメ化に、期待がもてそう。


以下、NIKKEI.NET 5/12の記事より引用
ティー・ワイ・オー、アニメ関連企業のジェンコを買収
 映像制作のティー・ワイ・オーは「あずまんが大王」や「東京ゴッドファーザーズ」などのアニメ作品を企画・制作管理するジェンコ(東京、真木太郎社長)の買収を決めた。アニメ関連企業の買収はハルフィルムメーカーに次いで2社目。アニメ制作を主力のテレビCM制作に次ぐ収益源として育てる。
 買収総額は1億2,500万円。発行済み株式数の38.6%を取得、議決権のある株式の46.9%を保有して連結子会社とする。



マッグガーデンプレミアアートコレクション
2004/05/09 23:15
月刊コミックブレイド6月号によると、マッグは「マッグガーデンプレミアアートコレクション」というムックシリーズを立ち上げるようです。
どんなものかというと、ビジュアルムック(いわゆるファンブック)と画集(アニメ誌やポスター等で使用した版権画集)です。
ラインナップはガングレイヴのファンブック「Gungrave ―the backyeard―(6/11発売)、アニメーター中島敦子さんの版権画集「艶―中島敦子STYLE―」(6/29発売 「逮捕しちゃうぞ」「GetBackers―奪還屋―」等を収録)、「WOLF'S RAIN 川元利浩画集(仮)」(7/29発売予定 WOLF'S RAINの設定資料等を収録)、「梅津泰臣の世界(仮)」(8/28発売予定 「MEZZO」等を収録)
原作モノは原作の出版社に持ってかれてしまうので、アニメオリジナル作品のファンブック・画集が中心になっています。
しかし、放送終了から時間がたちすぎている気がしますね。
コアなファンしか買わなそう――あ、マッグ自体がコアなファン向けの本を出す出版社だから問題ないのか。

そういえば、最近この分野では学研が頑張ってますね。
近年は、これといった得意分野がなく、お先真っ暗な出版社だったんですが、Megamiマガジンやファンブックで、アニメに再参入し、「大人の科学」のヒットで元気が出てきました。
ちょうど独立騒動の頃「GAKKEN MOOK ANIMETION SPECIAL 伝心まもって守護月天!」が学研から出てましたっけ。

※6/4追記
 「梅津泰臣の世界(仮)」の発売は中止になりました。



MASAMUNE月刊化
2004/05/01 23:10
MASAMUNE月刊化の根拠ですが、某所にも書いたんですが、一応こっちにも載せときます。
3.今後の事業展開
 (1)コミックラインの拡充
  平成17年度内に、小学生、中高生、ヤング(18~23歳)、ヤングアダルト(24歳~30歳)及びアダルト(30歳超)の読者区分に少なくとも各1誌のコミック誌を取り揃えたいと考えております。
現在創刊準備中のプロジェクト概要は次の通りです。
  a. プレコミック ブンブン
 (中略)
  b. COMIC GUNZ(仮称)
    平成16年春に、ブレイド同様マニア度のやや高いヤング層をターゲットとして、ファンタジーコミック誌を創刊する予定です。
    日韓合同マッグガーデン・コミック対照の韓国人受賞者数名を投入し目玉の一つとする予定です。
  c. MASAMUNE(仮称)
    平成16年秋をめどに、現在ブレイドの増刊号として発行しているMASAMUNEを月刊化し、部門として独立させる計画です。

ソース:「マザーズ上場会社概要(2003年10月発行)」(東京証券取引所)


TYO、マッグに資本参加&提携
2004/05/01 01:09
CM制作会社のTYOが、マッグガーデンに資本参加するそうです。
マッグガーデンのコミック作品のアニメ化・ゲーム化等で提携するのが目的。
4/30付で9,000万円を出資、出資比率は2.36%。

TYOグループには、アニメ製作会社ハルフィルムメーカー※1・ゲーム開発の朱雀※2がいるということなので、ここらへんの情報は要チェック。
アニメ化予定3作品のうちの最低1つは、ハル製作が確定?
もしそうなら監督は、おそらく佐藤順一だろうな。
ハルってキャラデザが幼めになるし、作風が微妙に好きじゃないんだよなぁ。


※1 代表作:「セイバーマリオネットJtoX」・「プリンセスチュチュ」・「カレイドスター
※2 代表作:PS2「かいけつゾロリ めざせいたずらキング」・GBA「どーもくんのふしぎテレビ」・「ハム太郎カードe」




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